見た目も値段も違っているのに中身は一緒?

パソコンに関する都市伝説の一つとして、中身も全く同じなのにメーカーや見た目の違いで価格が大きく異なっている…というケースがあるのです。
それは本当なのでしょうか?

結論から言ってしまうと、メーカーも見た目も違っているのに中身はほぼ同じ…そんなパソコンやスマホ、タブレットなどが存在しています。
それはどうしてなのでしょうか?具体的にチェックしてみたいと思います。

どうして中身は全く一緒なのに値段が違う?

デジタル製品に限った話ではなく、大量生産されている工業製品の多くは分業二よって作られています。一部のメーカーのものをのぞいて、全てを自社で一貫して製造しているなんてことはほとんどないのです。

自動車を例に挙げるとわかりやすいでしょう。それぞれの自動車メーカーのほかにシートのみを作るメーカーやエアバッグのみを作るメーカー、さらにエンジンのみを作るメーカーだってあります。
この場合、メーカーや形、価格は違っていても使っているパーツは同じということになります。
また、腕時計の場合もそうです。内部のムーブメントのみを作るメーカーや、文字盤のみを作るメーカー、そしてケースだけを作るメーカーだってあります。特にムーブメントが同じ場合、腕時計としての基本的な性能はほぼ同じということになります。ですが、メーカーによっては価格が10〜100倍となってしまうこともあります。

これと同じことがパソコンの世界でも起こっているのです。つまり、中身は全く同じであっても、メーカーのロゴや外観のデザインが違うだけで価格が大きくかわることは十分にあり得るのです。

では、スペックを細かくチェックしてできるだけ安いものを購入する方がお得なのでしょうか?
もちろん、そう言った面もありますがそれだけで判断すると後で後悔してしまうことになるかもしれません。

まず、メーカーによって保証などの内容が異なっていることも見逃せません。安価で売られているパソコンの場合、保証期間が極端に短かったり、場合によっては保証がつけられていないこともあります。パソコンに保証は不要と考えているのであれば、それでも問題ないかもしれませんが、故障などに備えて保証はしっかりとしていてほしいと考えるのであれば、少し価格は高くなってしまったとしても、高価なメーカー製を選ぶメリットはあるでしょう。

次のポイントとしてあげられるのがリセールバリューです。パソコンを買い換える場合、それまでに使用していたものを下取りにしたり、オークションなどで売却するという方も多いのではないでしょうか?
人気メーカーのものの場合、中身は安価なパソコンと同じものであったとしても、売却時の価格はかなり高くなります。それに対してノーブランドのパソコンの場合、そもそも売却することができないというケースもあるのです。この点まで考えると、最終的には高いメーカー製の方がお得なケースもあるでしょう。

このように中身はほぼ同じ、あるいは全く同じであっても販売価格は全く異なっているパソコンやスマホは存在しています。これは都市伝説というよりも真実です。ですが、安い方を購入することが絶対にお得という訳ではありませんので、その点も頭に入れておくようにすべきでしょう。