「買ってはいけない」の真実

あなたはデジタル機器を購入する際にどんな情報を参考にしていますか?かつては雑誌やカタログなどをみながら検討するこという方が多数派でしたが、近年ではネットの情報を基にして購入するものを選んでいるという方が多いのではないでしょうか?

ネット上で検索をかけて見ると様々なデジタル機器を紹介したサイトを見つけることができます。
そんな中に、「買ってはいけないデジタル機器」をまとめたサイトを見たことはありませんか?内容としては、具体的な商品名をあげて、レビュー形式でデメリットなどをあげています。

一見すると、単なるレビューサイトのように思われがちですが、よく見ると、明らかにネガティブなことばかりを書いているのです。 こういったサイトの裏には何かが潜んでいる…そんな都市伝説が存在しています。その正体は何なのでしょう?

実はメーカーが自社商品を酷評している?

こういった「買っていはいけない」系のサイトの多くは、実はその製品を製造しているメーカーや、販売店などが運営しているという都市伝説があります。
では、どうして自社製品を酷評するのでしょう?普通に考えれば、自社製品を褒めることによって、販促につなげるべきでしょう。

ですが、そこには消費者の心理の裏をついた仕組みがあるというのです。何らかを購入する際に、その魅力やメリットを知りたければ多くの方がメーカーサイトや、販売店のサイトを直接チェックするでしょう。 ですが、多くの方がネットに求めるのは製造側や販売側が知られたくない不都合な部分なのです。
実際に筆者がパソコンやスマホなどを購入する際には、メーカーサイトなどをチェックすると同時に、検索サイトで「商品名+不具合」といったキーワードで検索をかけることがあります。購入した後に発生しそうな問題を事前に把握しておくことも必要なのです。

そこで、自ら「買ってはいけない」系サイトをメーカーや販売店が運営することが必要となるのです。
実はこういったサイトで紹介されているデメリットや問題などの多くはそれほど致命的なものではないのです。むしろ、多くの方が簡単に想像することができる程度のことしか書かれていないケースがほとんどです。
例えば、15インチのノートパソコンに対して「11インチのモデルと比べると大きく持ち運びが不便」といったレビューや、スペックの低いネットブックに対して「3Dなどを駆使して本格的なゲームのプレイには不向き」など、当たり前のことばかりが書かれているのです。

こういったデメリットであれば、誰でもある程度は想像できていますので、購買意欲に影響することはありません。そもそもコンパクトなパソコンを求めている人が15インチディスプレイのノートを選ぼうとすることはあまりありませんし、本格的なパソコンゲームをするのにネットブックを選ぶ人はいないのです。

こういったサイトを作ることによって、本当のデメリットや問題から視線をそらす…そんな目的があると言われています。

もちろん、これは都市伝説ですし、筆者が見たところ致命的なデメリットを厳しく追及しているサイトも少なくありません。なので、一部のメーカーがこういったサイトの運営を行っている可能性は否定できませんが、それはあまり大きな効果を発揮できているとは言い難いでしょう。